住宅ローンを滞納してしまった家でも金融機関の同意を得られれば任意売却ができますが、必ずしも買い手が見つかるとは限りません。
もし任意売却をしても買い手がつかないケースでは、いったいどうなってしまうのでしょうか。
そこで今回は任意売却で買い手がつかないとどうなるのかについて、買い手がつかない理由、買い手を見つけるための対策とあわせて解説します。
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任意売却で買い手がつかないとどうなるのか？
任意売却で買い手が見つからない場合、その答えは「家が競売にかけられる」です。
競売では市場相場の約6割程度の金額でしか売却できず、残債を完済できないため、そのあともローンの返済を続けなければならない状況に陥る可能性があります。
最悪の場合、自己破産を申請して返済義務をなくす方法を選択することになります。
しかし、自己破産をしても、借金の連帯保証人の返済義務は消滅しません。
連帯保証人に多大な迷惑をかける恐れがあるため、ローンの返済が厳しいと感じた時点で金融機関や不動産会社に相談することをおすすめします。
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任意売却で買い手がつかない理由
任意売却で買い手がつかない理由としてまず挙げられるのは「価格が高い」ことです。
任意売却では一般の方がマイホームの購入を考えるため、相場よりも高い売り出し価格では売れ残る可能性があります。
また、購入希望者の内覧対応が不十分であった場合も売れない理由として考えられるでしょう。
さらに、任意売却の経験がない不動産会社に依頼しても適切な売却活動がおこなわれない場合、売れ残ることがあります。
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任意売却で買い手がつかない場合の対策
任意売却をしてもなかなか買い手がつかない場合は、価格を下げる対策を講じましょう。
周辺の物件よりも価格が安ければ、買い手が見つかる可能性が高まります。
また、購入希望者に良いイメージを持ってもらうためには、内覧前には掃除を徹底することが重要です。
さらに、任意売却に精通している専門の不動産会社に依頼することもポイントです。
任意売却の実績が豊富な専門の不動産会社には、金融機関との交渉や買い手を見つけるための独自のノウハウがありますので、よりスピーディーに売却できるようになります。
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まとめ
金融機関の同意を得て任意売却をしても、買い手が見つからなかったら競売にかけられてしまいかねません。
競売だと残債を完済できない可能性が高いため、なかなか買い手が見つからない場合には価格が高いのか、内覧対応が悪いのかなどの理由を見つけて対策を講じましょう。
また一般の不動産会社に依頼しても任意売却を成功させられる確率は低いため、任意売却に精通した専門の不動産会社に依頼することも重要です。
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