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木造住宅の耐用年数は22年と法定されています。
実際周囲を見渡すと、築30年の住宅も築50年の住宅も普通に住宅として利用されています。
今回はマイホームの保守点検と物件価値の関係性を見ていきたいと思います。
マイホームには保守点検が必要
「私たちが人間ドックを受診したり、自動車に定期整備点検が必要なように、住宅についても定期的な点検が必要です。*」とあるようにマイホームを定期的に保守・点検することで家の寿命は変化します。
長く快適にマイホームに住むことができるように、5年ごとに保守点検を行っていきましょう。
*住宅金融支援機構HP「入居後の住まいの保守管理」
https://www.jhf.go.jp/loan/hensai/hosyu_kanri.html
中古住宅が10年目に値崩れする理由
中古住宅は築10年で大きく値崩れしていきます。
その理由は10年を経過した住宅は大きな修繕が必要になってくるからです。
ですから、マイホームの保守点検は10年目が重要な転機になります。
10年目に重視すべきマイホームの保守点検は以下になります。
・外壁の塗装やシーリング
・屋根の点検、張替えなど
・キッチン回りのメンテナンスや交換
・水回りのメンテナンス・点検
・サッシの交換
・床・天井・畳・壁紙の張替え
保守点検の記録は保存しましょう
「点検結果や修繕工事の図面などを保管しておくことは、その後の点検や修繕工事を実施する際の重要な資料となります。
また、ご自分の住宅を売却する場合でも、記録が保管されていることは、中古住宅の価値を判断する際の有効な材料として活用することもできます。*」とあるように、保守点検していくことはマイホームの寿命だけではなく、物件の価値をあげることにも役立ちます。
また中古物件を購入するときの判断材料として、保守点検がしっかりとなされていた物件を選択することで修繕費用が分かりやすくなり安心して住宅に住むことができるようになります。
*住宅金融支援機構HP「入居後の住まいの保守管理」
https://www.jhf.go.jp/loan/hensai/hosyu_kanri.html