リフォームのご相談で多いのが、ご自宅のバリアフリー化です。
少子高齢化が進んでいく現代では、高齢のお客様だけでなく、ご自分の老後に備える意味でも、また高齢の方の来客に備える意味でも、バリアフリーが重要視されているようです。
階段部分をスロープにすることで、車いすや台車を使いやすい設計にしたり、手すりを設置することで、高齢の方や障害をお持ちの方でも、より暮らしやすい住宅になります。
また、日本人のライフスタイルの変化によって、現在では「和室が使いづらい」、「和室が物置になっている」というお声も頂きます。
そのため、和室から洋室へリフォームを考えている方も多いようです。
今回は、築20年の一般的な住宅物件です。
敷地から玄関階段、リビングからキッチン、お風呂やトイレへなど、水回りへ動線にも段差が多い物件でした。
お母様の介護の必要もあり、間仕切り、間取り変更と手すり設置、階段段差解消など、バリアフリーに基づいて、介護しやすい家へのリフォームを行っています。
リフォームの費用については、介護保険の住宅改修費用助成制度を申請いたしました。
大仙市や秋田県のリフォーム補助金の支給制度も利用することで、さらに金銭的な負担が軽くなってきます。
玄関アプローチを見直し、思い切って手すり+コンクリートの玄関スロープを刷毛引き仕上げ。
タイルや石材にくらべ原価も安く、工事の難易度も高くないので費用を安価に抑えることができます。
水回りには、CF(クッションフロア)を施工してあります。
防水性が高く、万が一飲み物などをこぼしてもサッとひと拭きで綺麗になるため、カビにもなりしくいです。
また、フローリングなどと比べ若干クッション性がありますので、転んでしまった場合でも大きな怪我に繋がりにくいです。
2つあった和室は洋室にリメイク。
コストを抑える事も考慮し真壁は生かしたまま、壁紙も張替えを行い、明るいお部屋に生まれ変わりました。
押入は、中棚を撤去して、ハンガーパイプで利用しやすい形に大工さんに造作してもらいました。
床材は、滑りにく、くつまづきにくい、転倒防止に配慮して快適な歩行感を生み出す、UV抗菌耐摩耗防滑マットコートを施した製品で、高齢者や介護が必要なご家庭におすすめの床材です。
車イスの走行傷や、水や汚れにも強いのでお手入れも簡単なのも特徴です。
表面の硬度が高いため、杖やキャスター付きイス、車イスも使えます。
工事期間中は、施主様、近隣の皆様の多大なるご理解とご協力を頂き、無事、工事を完了することができました。ありがとうございました。
すまいのリフォームのご相談やお見積りに費用はかかりません。無料です。
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