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住宅購入を検討する場合、中古物件と新築物件ではどっちを選ぶべきか迷うポイントになります。今回はそれぞれの物件のメリットとデメリットを紹介し、どんな人にはどういう物件購入がマッチするのかを考えていきたいと思います。
中古物件のメリット・デメリット
中古物件のメリットはとにかく「安い」ことがあげられます。国が定めた建物の耐用年数は木造で22年になっています*。ですから木造の物件の場合、築22年を経過したものは建物の値段は「ゼロ」で査定されます。逆に言えば、築22年を経過した木造住宅は土地代だけで購入することができるので、コストパフォーマンスが良いということができます。
また中古物件のデメリットはリフォームにお金がかかるということがあげられます。
*国税庁HP「主な減価償却資産の耐用年数」
https://www.keisan.nta.go.jp/survey/publish/34255/faq/34311/faq_34354.php
新築物件のメリット・デメリット
新築物件のメリットは物件に10年間の瑕疵担保責任(品確法)がついているため、安心して物件を購入できる点があげられます。また新築物件は担保価値が高いため、住宅ローンも組みやすくなっています。新築物件のデメリットはやはり「高い」ことがあげられます。
中古物件購入に適している人
中古物件は経年劣化によって物件に修繕が必要になってきます。ですから、DIYが得意な方向けの物件になっています。最近ではDIYが流行しているため、ホームセンターで簡単にDIY用品も入手しやすくなっています。また「自分だけのおうち」を自分の手で作る楽しみも中古物件を選択するポイントになるでしょう。
新築物件購入に適している人
新築住宅はローンの支払年数と金額が高いため、年齢が若く安定した収入を得ている方向きの物件になります。また、「長く住む」ことが前提になっているケースが多いため、転勤が少ない方向けの物件といえるでしょう。