注文住宅を建てるために、いろいろ予算計画をたてているでしょう。
しかし、意外と新築建売住宅を購入したあとも、想定外のお金がかかってしまうケースって結構あります。
そのような意味でも、みなさんは、あらかじめそのような費用に対しても想定できるものは想定して、計画に組み込む必要があるのではないでしょうか。
「想定出来ないものを想定する」ために何が大事なのかといえば、しっかり情報をリサーチすることではないでしょうか。
注文住宅を購入した後「えっ、そうなの?」ということは最小限に留めておきたいですよね。
注文住宅の購入に対して、広告に掲載されている価格で全部賄うことが出来ればいいですが、実際にそうではないことは多々あります。
小さい工務店などでは、結構あとから請求するケースもあります。
ですから、しっかりあらかじめ広告の価格以外にどのようなものに対してお金がかかってしまうのか確認する姿勢も必要です。
例えば、「建築確認申請手数料」「水道引込工事費用(水道市納金・水道納付金)」「外構費用」と言ったものは、 物件価格ではなく諸費用に含まれるものであったという場合もあります。
注文住宅を購入したら、カーテンなどやっぱり新しいものを購入したいという気持ちになるでしょう。
しかし、このようなものに対して支払いしなければならないお金はおおかた最初の計画には含まれていないので、計画が狂わないためにもあらかじめ想定しておかなければならないことでしょう。
新築一戸建てのカーテン相場は10~20万円というので、カーテン一つでもやはり痛い出費ではないでしょうか。
テレビアンテナや、エアコン取り付け、 バルコニー屋根、 カーポート、網戸、雨戸、 更に家具とか家電と言ったものにプラスαのお金がかかってしまうことがあり、全部足せば、相当な負担になってしまうでしょう。
新築建売住宅を購入した場合、物件の金額だけでなく、「諸費用」という費用も必要になります。
このあたりのことを知らないと、「諸費用」の部分でおもわぬ出費がかかったという場合も出てきます。
まず、土地売買契約書、工事請負契約書や住宅ローン契約書の収入印紙代金です。印紙って税金のことです。
登記費用(所有権・抵当権)、表示登記費用は、登録免許税の割合が多く、なかなか節約出来ない部分です。
またローン保証料というお金もかかってしまうことになります。
ローン手数料は、保証会社に支払いするお金です。
火災保険料と言ったものに対してもお金はかかるでしょう。加入時(家を購入時)に10年間の一括(最長期間)で支払うとお得感を得られるでしょう。
固定資産税精算金と言ったお金も必要です。
いかがでしょうか。ゴチャゴチャしてわからないという声が多いのではないでしょうか。確かにゴチャゴチャしていて判りづらいお金が結構かかってしまうのが現実です。
ですから、資金計画はもう少し踏み込んだ姿勢を持つ必要があります。
どんな項目が必要なのかだいたいの金額を知れば、随分事態は変わってくるでしょう。
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