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住宅ローンは購入する物件が決まってから申し込むことになります。
しかし「物件が決まってからでいいや…」と余裕で構えるのはNGです。
なぜなら、銀行一律で利息が同じだった時代ではありません。
また大きな買い物である「家」の場合、0.1%の金利でも支払総額が大きく異なってくるからです。
住宅ローン契約までの流れをしっかり確認して、有利な条件で住宅ローンを組めるように準備しておきましょう。
物件選びのタイミングと合わせよう
住宅ローンの準備は物件の契約と並行して行われます。
ですから、物件選びのポイントと一緒に住宅ローンの準備のタイミングをうまく合わせていきましょう。
1 物件選び=住宅ローン選び
現在は金融機関によって住宅ローンの金利が異なる時代です。
フラット35を見ても、年1.320%~2.170%(2021年2月現在)と0.85%も違いがあります。
ですから、物件選びと並行して、住宅ローンを組む金融機関も一緒にチョイスしておきましょう。
*フラット35HP 新機構団信付きの【フラット35】等の借入金利水準(2018年7月)
https://www.simulation.jhf.go.jp/flat35/kinri/index.php/rates/top
2 物件が決まったら「事前審査」
購入する物件が決まったら、住宅ローンの「事前審査」に申し込んでおきましょう。
審査期間は2~7日ほどで終わります。
審査が厳しい金融機関と比較的緩やかな金融機関がありますので、複数機関で申し込みをとるとよいでしょう。
3 売買契約時には「申し込み・本審査」
物件の売買契約時に住宅ローンの「申し込み」も行います。
審査期間は2週間~4週間かかります。必要書類は住民票・印鑑証明書と実印・本人確認書類・収入証明資料(源泉徴収など)などになります。
4 住宅ローン契約
住宅ローンは正式には「金銭消費貸借契約兼抵当権設定契約」と言います。
ですから、住宅ローンの契約時に「抵当権」の設定も行われます。
5 住宅ローン実行
借り入れした資金が銀行から支払われることを「住宅ローンの実行」といいます。
一般的には物件の引き渡し前後に行われることが多いです。
ローンの審査について
住宅ローンの審査が下りるまで「ドキドキ」ですよね?
住宅ローンの審査で落ちないためのチェックポイントがあるのはご存知でしょうか?
ここでは住宅ローンの審査に通りやすくするためのテクニックをご紹介していきたいと思います。
住宅ローンは借金全てに対する支払い能力がチェックされます。
ですから、不要なクレジットカードを解約したり、カードローンの残債を支払うことで審査に通りやすくなります。
2 税金等はしっかり支払っておこう
固定資産税などの滞納がある場合、住宅ローンが通らないことがあります。
しっかりと公租課税は支払っておきましょう。