住宅購入の際には、土地代金や建築価格以外の、費用にも着目する必要があります。
想定より高くなってしまった,なんてことにならないようにしっかり把握しておきましょう!
今回は,一体どんな費用がかかるのか,実際にかかる金額と共にご紹介していきます。
住宅の値段は,2,500万円と仮定しましょう。
以下のような費用が掛かります。
・火災保険料【25万円】
・ローン手数料【3万円】
・固定資産税精算金【7万円】
・住宅ローン契約書貼付用 収入印紙【2万円】
・ローン保証料【50万円】
・表示登記費用【10万円】
・所有権,抵当権の登記費用【35万円】
・売買契約貼付用 収入印紙【1万円】
それでは,一つずつ見ていきましょう。
火災保険料
住宅ローンを借りる際に火災保険への加入は必須です。
長期10年分の火災保険料として、30坪前後の建物で25万円程度を目安に予算取りをお願いしています。
ローン手数料
住宅ローンを銀行から借りる際に、銀行に支払う手数料です。
固定資産税精算金
購入までは売り主が固定資産税1年分を支払いしています。
支払日を境に固定資産税を日割りで精算するお金です。
住宅ローン契約書貼付用収入印紙
住宅ローンを借り入れる際に銀行との契約書に貼る印紙代です。
借入金額によって金額が変化する税金となっています。
ローン保証料
住宅ローンを借り入れる際に保証会社に支払う保証料です。
これによって,保証人の代わりに保証会社にローンの借り入れを保証してもらいます。
金額は基本的には借入金額の2%ほどです。
表示登記費用
土地家屋調査士に依頼して,家を建てたことを申請(これを表示登記と言います)します。
税金である登記費用と,土地家屋調査士への報酬を支払います。
所有権,抵当権の登記費用
家を買った際にはその家の「所有権」が,
住宅ローンを借り入れると家に対する「抵当権」がついてきます。
この権利の登記を司法書士に依頼するための費用で,内訳は税金である登記費用と司法書士への報酬となっています。
売買契約貼付用 収入印紙
不動産契約書に貼りつける印紙代で,税金です。
これだけの費用が掛かることも想定して,物件選びをしていきましょう!