実は,リフォームをするときに,補助金がもらえることもあるんです。同じリフォームなら安く済んだ方が嬉しいですよね。
今回は,そんなリフォームで国から定められた補助金についてお話していきます。
現在は,以下の4種類があります。
・ZEH支援事業
・長期優良住宅化リフォーム
・省エネ改修補助金
・エネファーム設置補助金
1つずつ見ていきましょう。
ZEH支援事業
ZEH(ゼッチ)とは,ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で,「快適な室内環境」と「年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」を同時に実現する住宅のことです。
つまり,
・断熱性が高く,必要エネルギーが少ない
・高性能な設備で効率よくエネルギ―を使う
・発電などでエネルギーを作る
の3要素を兼ね揃えた住宅のことですね。
このような住宅への改修の際に,最大100万円の補助が受けられるのがこの制度です。
長期優良住宅化リフォーム
長期優良住宅とは,
・耐震性
・劣化対策
・省エネルギー対策
・維持管理の容易性
などの項目で一定基準を満たす住宅のことです。
こちらは,地球環境への配慮から,現存する住宅を長く使えるようにするため,あるいは,より住みやすい住宅を増やすために作られた制度です。
この制度では,この「長期優良住宅」認定を受ける状態へのリフォームあるいは,それに準ずる状態へのリフォームに対して,最大で165万円もの補助金を受け取ることができます。
省エネ改修補助金
一般的には「断熱リノベ」とも呼ばれます。その名の通り,以下のものを使用した断熱改修をする場合に補助金が受け取れる制度です。
・高性能建材(ガラス・窓・断熱材)
・家庭用蓄電池
・家庭用蓄熱設備(エコキュートなど)
なお,家庭用蓄電池や家庭用蓄熱設備を導入する場合には,太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーのシステムが必要となります。
この制度ではは最大で120万円の補助金を受け取ることができます。
エネファーム設置補助金
エネファームは,家庭用燃料電池で,簡単に言うと水素と酸素で熱と電気を作るものです。頃を導入する場合に補助金がもらえるのがこの制度です。最大で12蔓延ほどの補助が受けられます。
ただし,設置代金が高くなるほど補助金額は減り,一定以上になると補助金がもらえないので注意が必要です。
今回あげたもの以外でも,地方自治体ごとにリフォームに対して補助金がもらえたりするので,是非とも調べてみてください。
補助金を有効活用して,お得にリフォームをしましょう!