株式会社カシータ > 株式会社カシータのスタッフブログ記事一覧 > 不動産の擁壁とは?売れにくい理由と売却方法を解説

不動産の擁壁とは?売れにくい理由と売却方法を解説

≪ 前へ|市街化調整区域とは?区域内の不動産売却は買取をおすすめする理由を解説   記事一覧   大仙市福田町 新築戸建て住宅のお取引事例|次へ ≫
カテゴリ:失敗しない不動産売買

不動産の擁壁とは?売れにくい理由と売却方法を解説

マイホームを売却する際に、売れ残ったらどうしようと悩む方は多いです。
土地のある場所によって擁壁の新設・補強工事が必要とされる場合があり、負担や手間の多さから敬遠される傾向にあります。
こちらの記事では、擁壁とはなにかお伝えしたうえで、売れにくいといわれる理由と売却方法を解説します。

擁壁とは

擁壁とは、傾斜地・高低差のある土地に建物を建築する際に必要な構造物です。
斜面の土や洪水などの侵入や、地盤強化によって建物の崩壊リスクを防止する役割があります。
川沿いや海沿いの地域では水害リスクから入り口を保護する目的がありますが、そのほかにも建物を建築する敷地が道路よりも高いと新設が必要です。
地域によってはがけ条例が設定されており、この条例が設けられているエリアでは外壁と斜面地の距離を離さなければ建物を建てられない場合もあります。
つまり、災害リスクから身を守る以外にも建築プランにおいても重要です。

▼この記事も読まれています
不動産を売却する際に起こりやすいトラブルとは?事例を用いて解説

擁壁のある不動産が売りにくいといわれる理由

擁壁のある不動産が売りにくいといわれる理由には、危険な擁壁・工事費用・建て替えのむずかしさの3点が挙げられます。
まず、ひび割れ・変形・自然石や異なる素材を使っている場合、地震や大雨などの災害で倒壊リスクが高いため需要が低くなります。
続いて、一般的な物件と比べて工事費用が発生するので金銭的な負担が大きく、よほど土地や建物の条件が優れていない限りは売れにくいです。
最後に、災害リスクなどが懸念されるので建て替える際のデザインや建築方法に制限がかかるため、自由度の高いこだわりがある方からの需要を確保できません。

▼この記事も読まれています
自宅の査定には書類が必要!あると良い3種類の書類をご紹介

擁壁のある不動産の売却方法

擁壁のある不動産の売却方法として、安全性アピール・補強工事・買取業者の3点が挙げられます。
まず、建築士や土木関係者などの専門家に依頼して崩壊リスクがないと証明してもらったうえで、販売活動時は安全性をアピールすると購入希望者がみつかる可能性が高いです。
続いて、崩壊リスクなどが懸念されるのであれば所有者自身が補強工事をおこなったうえで販売活動に進むと、安全性が高いと判断してもらえる指標になります。
最後に、どうしても第三者への売却が現実的でないならば、相場を下回る想定で買取業者に依頼するとスムーズに取引が進みます。

▼この記事も読まれています
不動産の一括査定とは?仕組みやメリット・デメリットを解説!

擁壁とは

まとめ

擁壁のある不動産は、災害時の崩壊リスクがあるため需要が低くなりがちです。
とくに築年数が経っている状態では、購入したあとに補強工事が必要になる可能性があり、通常よりも金銭的な負担も懸念されます。
どうしても購入希望者がみつからない場合は、買取業者への依頼を検討してもよいでしょう。
大仙市の土地・中古住宅・新築建売住宅なら、株式会社カシータがサポートいたします。
住まい探しのご相談やお見積りは無料で受け付けます。
まずは、お気軽にお問合せください。


≪ 前へ|市街化調整区域とは?区域内の不動産売却は買取をおすすめする理由を解説   記事一覧   大仙市福田町 新築戸建て住宅のお取引事例|次へ ≫

最新記事

おすすめ記事

カテゴリ

>>全ての記事を見る

XMLRSS2.0

トップへ戻る